戊辰戦争で焼かれて新芽が出たシダレザクラ

 アイシスさんは、僕にモット修行に勉強しなさいと言いたげに、お寺さんの塀に説法“教え”が
デカく書いてある所で駐車しました。
 しかし、折角のお寺さんの“教え”をも見向きもせずに、ひーちゃんはカメラ2台を携えて境内に
入って行ってしまいました。
萬松寺のシダレザクラ
 「シュンちゃん、車で待ってましょー。ひーちゃんはカーナビ見て、地図見て運転して大変だからね、
 此処からは私が運転手しましょう。あーら、2両編成と短い列車が通ったわよ。右方向にいくわよ、
 ダンナさんが線路は奥羽本線と話してたからね、大曲、湯沢、新庄を通って山形に行くのかなー。
 境駅って、秋田駅まで幾つ目の駅かなー。シュンチちゃん。」
 「わんわん、分かりません。」
 マーちゃんと僕はボンヤリと過ぎ去った列車の方向を眺めていると長距離のドライブで、
 眠気に襲われて、コックン、コックンと居眠りをしてしまいました。
 アイスさんの助手席のドアが開くと同時に、
 「萬松寺の本道の前にお墓を覆うように、桜が咲いていたよ、
 元の桜が戊辰戦争焼かれてしまって、焼け跡から新芽が3本出た桜で
 樹齢130年の桜だったよ。」
と言いながらひーちゃんが戻ってきた。

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