この桜じゃないだー。もっと上だ

駐車場に着くと、まー、慌てなくても良いのにひーちゃんは、カメラを持っ
て参道に被るように土手に根を張る、蕾の固い桜を目差して、小走りで近づい
ていてバシャ、バシャと写真を撮って、
 「何百年も経つ桜かなー。染井吉野かな。」と言いながら車に戻ってきた。
 「あの桜じゃなんじゃない。先の石段を上った本堂の前辺りに、桜だと思うのがあるわよ。」
 「あー、ほんとだ。あそこだーきっと。行って来るよ。」と言い残してひーちゃんは、
 飛ぶように坂道を駆け上がっていきます。
本堂の処に着いたらしんですが、僕の視線から消えてしまいましたが、暫くし
てくして、OKのサインを出しながら坂を下って着ました。
 「シュンちゃん、ダンナさんを向かえに行ってね。」とマーちゃんがドアを開けてくれたので、
 一目さんに走って、ひーちゃんに駆け寄った。
ひーちゃんは、桜の花が未だ、未だなのか、土手のかたくりの花、ふきのと
うや、つくしをめがけカメラのシャッターを押していますが。
見滝寺のしだれ桜
ぼくは、シャーと土手に向けて、気持ちよくオシッコをしました。
一週間後、二人と僕とで桜さんを訪れました。満開で山里の古木は綺麗でした。

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