愛染神社祠を包む桜

雑木、杉木立の階段を上り、小さな石の鳥居を潜ろうとすると
木漏れ日が参道を照らしてくれています。
 木漏れ日の道案内は、背の小さい僕にとってはありがたい事ですと思いながら
坂道を上り切ると、平らな処に着きました。
辺りを見ますと石碑と灯篭があり、桜が何処かと見渡すと、
ひーちゃんが小さい祠を覆う桜をバシャ、バシャと写真を撮っています。
 ぼくは、マーちゃんを引っ張って祠の前まで来ると、ひーちゃんは桜に近寄ったり、
後ろに廻ったりしていましたが、姿が見えなくなってしまいました。
 ぼくは、少し心配になり、追っかけようとマーちゃんの顔を見ると、
休憩よと、言う笑顔で、慌てません。
 しかし、ひ―ちゃんの姿が見えないので、力一杯でマーちゃんを
50メイター程引っ張ってオサヤジと子丘の上まで行って見ると、ひーちゃんは、
上山に通じる古道に佇み高速道を眺めていました。
愛染神社の桜
 僕は、マーちゃんが綱を放してくれたので、一目散にひーちゃんの傍に駆け寄り、
後ろを振り返ると、エドヒガン桜が青空をささえるように咲いていました。

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