1. 山道、野の道、船引を抜け岩代へ

紅枝垂地蔵ザクラの写真を撮り終えて車に戻って
 「次の桜岩代か」
と呟きながら地図を見ると、隣町が小野である。
地図に吉野辺の桜、大越町の永泉寺の桜と地図にマーキングしてある。
一昨年の桜探しを思い出していたが、今日は小野でない、岩代だと地図の北方向を見た。
 県道40号を北に走り、三春町に入る。
滝桜の少し南の蛇石から行けるかどうか自信がないが、
東方向に進み、山道の県道57号、113号を抜けて船引町に入り、
国道349号を北へ、北へ、北へ走ったが、
 「岩代は遠いな、まぁイコーー。」
とハンドルに声を掛け木目沢を出発した。
岩さくら
山の裾野を走る谷間を走る、野を走る、丘を走る、峠を走る、滝の近くを走る、
段段田んぼを見て走る、畑を眺めて走る、山村の村を見ながら走る。
 未だ、未だ、春ウララとは行かないが、
ふきのとうの花が 「何処までー」と声がしてくる。
 車は国道349号を走り船引町の中心地を通らずに、磐越東線をオーバーして渡った。
 「船引町役場には25年も前のことであるが営業で時折回ったもんだなー。」
町は都市計画で見違えるようになっている。
 ドンドコ、ドンドコ、船引を縦断して北へ北へ走って走って岩代町に入った。

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