七ツ田の弘法桜
七ツ田の弘法桜
岩手県雫石町長山七ツ田
樹 種 エドヒガンサクラ
樹 高
根 廻 り 8.5メートル
目通り幹周り
推定樹齢 800年
七ツ田の弘法桜
岩手県雫石町長山七ツ田
樹 種 エドヒガンサクラ
樹 高
根 廻 り 8.5メートル
目通り幹周り
推定樹齢 800年
中沼の集落から、真っ直ぐに伸びた広い道を西に向かい気持ちよく走っていくと
花工房の建物が見え、建物の道を挟んだところに車が多く駐車しているのが見えます。
更に近づくと花見の見物者、カメラマン、そして、老人クラブのバスまで見え、
車椅子で見物を終えて車に戻ろうとしている姿も見えます。
「あそこ、そこの駐車場に入ろう。左に入ろう。」
「そんなに慌てなくとも、サクラに足がないから逃げませんから、大丈夫。」
「そうだね。」と言ってひーちゃんは、桜からは目を離しませんが、
ユックリとカメラを持って外に出ると、まーちゃんも。
「シュンちゃん、チョットお留守番ね。」と言い残して二人で桜の方に歩んでいきます。
天気が良いので窓を三分の一程、開けて行ってくれたので、無理無理、
外に顔を出し二人と桜を眺めて、耳を澄ましていますと。
二人は、一言、二言話をしたと思ったらです。マーちゃんは、花工房に入っていき、
ひーちゃんは桜の前に佇むでいましたが、800年、へー800年、そうかね。
800年と言いながら写真をバシャ、バシャと撮っています。
祠と石碑を守るように、青空の元で咲く姿の整った桜さんは、オホン、ゴホンと
言いながらポーズをとっています。
僕は、チョット昼寝と寝てしまい、カシャンとアイシスさんのドアロックが外れる音で
目を覚まして外を見ると。
ひーちゃんは、カメラを首に掛けながら、野菜らしきビニールの袋を両手に持ち窓前に立っています。
「シュンちゃんのお待たせ。帰ろうね。」と言う声と供に、マーちゃんが乗り込んできました。

中沼の桜
岩手県雫石町中沼
樹 種 シダレザクラザクラ、エドヒガンサクラ
本数 5本
樹 高
根 廻 り
目通り幹周り
推定樹齢 80年
田園の道を静かに走ってポツポツ集落住居ある処に止まった。背の高いシダレザクラ、
エドヒガン桜が空き地広場を囲むように、覆うように、春を知らせるように青空一杯に咲いているよ。
と、ひーちゃんが話してしますが、僕にとっては、そんなに難しく言われても困ります。
ひーちゃんは、そんな事を言い残して、もう空き地広場をアッチに行ったり、
コッチに行ったりして、写真を撮っています。

僕もアイシスさんから降りて、さくらさんの傍に行って挨拶をしたんですがぼくにとっては、
上を見たって、さくらさんなのか、誰々さんなのか、余り高いので見えません。
そして、上の方で答えているようですが意味不明なので、
僕は、近くてオシッコをしてアイシスさんに戻りました。
ひーちゃんは、写真を撮り終えて僕らの処に戻って来て、出発かと思っていたら
アイシスさんを通り越してトコトコと歩いて行きます。
いつの間にか運転手になっている、マーちゃんはユックリとアクセルを踏んで跡に付いて
いきますと、家の傍でお母さんが畑仕事をしているところにひーちゃんは近づいて行き、
話しかけました。
「すみません、お尋ねしますが、広場の桜はどの位経った桜なんですかね。」
「桜ですか、じいちゃん達が開拓に入った時に植えたもんだと聞いてるか
ら、入植したのが80年程前だから、その位だと思いますよ。」
「そうですか。80年ですか。ありがとうございました。ところでこの辺の地名は何ですか。」
「中沼というところですよ。」
「ありがとうございました。」とひーちゃん重ねて言いました。
アイシスさんの窓から僕もお礼を言い中沼集落を後にしました。
田沢湖の白山桜を後にして国道46号角館街道に戻り、東に走り峠県境を越えて
岩手県の雫石町を目指して走っていますが、国道46号秋田街道と名前で岩手では
言われているそうです。
アイシスさんの運転もひーちゃん運転手に代わっていますが、大丈夫かな、
シッカリ、カーナビシッカリ見てね。
ひーちゃんの運転は静かなので、まーちゃんと僕は昼寝しています。
小一時間ばかりグッスリ寝て顔を上げて見ますと、カーナビくんとアイシスさんが
左、左、後ろ、後ろと訴えていますが、ひーちゃんはお構いなしの様子。
僕も「わんわん。」とカーナビを見てよと声掛けると、マーちゃんも目を覚ま
して、カーナビを眺めて、「行き過ぎたんじゃない。」と言うとヤット道の脇に
停車しました。
「小岩井農場の付近じゃないかなあー、行き過ぎたー。役場の北の方だ。
カーナビでも詳しくは解んないなあー。解んない。観光協会に電話するよ。」
「そうー。慌てずにいきましょう。」
「交差他を左に農場の方へ向かって、陸橋を越えて直ぐクルリを左に戻って
線路に当たったら右に曲がって西に走ると花工房があるからそこだって。」
今度は素直に、教えて貰った通り西のほうに戻って走っています。

「7.8キロも通り越したな。これは、あれー、右にコンモリと咲いている桜
があるよ。行って見ようー。」と言って嫌がるアイシスさんのハンドルを右に切
りました。