6. 烏帽子岩、石の大鳥居、枝垂れ桜

花吹雪の中で僕もシャケおにぎりと煮物ときゅうりの漬物のおすそ分けがあったんです。
もっとほしいとオネダリしたんですが太りすぎるとだめと、
ひーちゃんからにらまれたので寝そべるふりをして数歩歩いて前に倒れてやったら。
ひーちゃんの足のロープも引っ張られてお尻がズスと滑った。ふふーう。
「シュンちゃん水飲んだ。千本桜の散策よ。」
と弁当開きの片付けが終わりマーちゃんの出発の声で散策を始めた。
花吹雪の道を僕が露払いをして歩いた。
「あー、神社が無い、エー、焼けたんだ。不審火らしいと書いてあるよ。」
「そこの正面にあったの。悪いことする人いるんだわね。きっと、罰当たるわよね。
あれ、あの岩は何でしょう。」
ヒガン桜
「烏帽子岩だよ。昔の鎌倉時代以前の武士が被った帽子「烏帽子」に岩が似ているらしいよ。」
「帽子ね。似てないじゃないと思うわ。
ちょっと、ちょっとコッチに石の階段があって大きな石の鳥居が下に見えるよ。
枝垂れ桜も見えて綺麗よ。」
ぼくも、マーちゃんの声に引っ張られて階段下に顔をだすと、
桜、鳥居も良いが階段が急なんです。
よそ見しないように、階段をひーちゃんとまーちゃんと一緒に下って行くと、
石の鳥居はデッカイです。何百年の枝垂れ桜が枯れて2代目の桜もあるよ。
また、また、階段があって慎重に下った。
百何年のエドヒガンという背の高い桜が何十何百とある中に
ぼくの推定では2百年以上の古い太い桜もあるようだよ。
僕達ドックはドックイヤーといわれるほど時間のサイクルが早いんだってさあ・・、
ぼくも長生きしたいからね、エドヒガンの桜さんと仲良しになろうーと。
ヒガン桜の写真はこちら

現在、コメントは受け付けておりません。