4.赤湯とは真っ赤なお湯かな。

11時過ぎ、今日もトヨタランクスくんに乗せてもらって、
マーちゃんが運転手、ひーちゃんが助手席に座っている。
僕はいつものように前の席の間にある小物いれボックスに
前足を乗っけて獅子立ちしながら前を見ていると、
ランクスくんが国道13号を疾風のように南に向かって走り、
僕は流れる風景を楽しんでいると瞳が両はしに寄ってしまった。
権現堂の桜がある上山を走りぬけ、
今は南陽市に入ってトリアゲ坂を下っているらしい赤湯に入ったらしいよ。
「ねー、赤湯温泉と言うけどお湯が真っ赤なの。」
とマーちゃんがひーちゃんに聞いた。
「ええー、2・3回温泉に泊まって湯に入ったけど温泉だったよ。」
「赤いお湯でないのね。そしたらね。なんで、赤湯と言うんですかね。」
「そう言えば、赤湯ね。わかんないよ。」
「そう。」
ヒガン桜
「赤湯の龍上海の辛みそラーメンが人気あるんだよ。
昼時は外まで並ばなきゃなんないだよ。そして辛くて、
汗がボタボタでハンカチでの持たなきゃ大変だよ。」
「あら、私も一回きたわよ。まあまあだったわよ。でも、そんなに汗掻かなかったよ。
今日は残念ね、桜の下での弁当開きよ。」
「龍上海に今日も並んでいるね。龍上海を過ぎると交差点があるから、
そこから右だよ、あーそこの交差点、烏帽子山と矢印が見えるでしょう。」
 トヨタランクスくんは、急に右にハンドルを切られて冷や汗をかいているよ。
僕は、いつものことだから、踏ん張っていたほかに、
ひーちゃんの肩にあごをかけて、ひっくりかえないようにしてたからね、大丈夫。

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