8. 昼の愛妻おにぎり弁当

 「こら、どら猫あっちにイケ。」
 ガチャガチャと鍵がドアの鍵穴に入りドアが開いた。
 「シュナ、猫を追っ払っておけ、そのくらい役立てポンスケ。
この車も猫が上れないようツルツルになれ、バカモン。」
 「だんなさん。シュナに当たったってショウガナイでしょ、
汚い猫の足跡を雑巾タオルで拭いてよ。」
 「あいよ。」
 「きょうは、桜冷えなんでね。車のなかで食事しょうね。
ランクスの助手席を倒せば食卓テーブルになるのよ。
シュンちゃん、テーブルに上がってだめよ。降りなさい。」
種蒔桜
前の特等席をテーブルにしちゃったもんだから、ぼくの居場所は運転席か、
でも美味しそうなランチが首を伸ばせば見られるかあ。
シャケと梅干の海苔おにぎり、煮物に、ウインナーにきゅうり漬け、熱いお茶だ、
美味そうゴクンとツバを飲み込んじゃった。いつものように、
ひーちゃんとマーちゃんの顔をみてオネダリしようと。
 え、シャケおにぎり、マーちゃんありがとうね。
マーちゃんが握ったおにぎりの海苔と塩加減が最高だね。
ちくわにウインナー、ひーちゃんポンポン投げて、ホイホイと受けて丸呑みだ、
マーちゃん今度はきゅうり漬け、パリパリ、一寸僕には、ショッパイ感じ。
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