3. 白い、白い、白い

蔵王温泉の案内標識に従うように左折し、何軒かの家屋を通り過ぎると
蔵王川に架かる蔵王橋を渡る。
蔵王川は、名の通り蔵王刈田岳、地蔵山の谷から流れ出て、
今渡った蔵王橋の下流で酢川と合流し、平野を流れ最上川に流れ込む。
 蔵王川の石、岩さん達の顔が赤錆色に染めてホッペを膨らましている。
 橋を渡ると左に曲りくねって、急に道の昇りが厳しくなる。
車のオートマチックもギアを切り替える。また、曲がりくねる
。アクセルが踏ん張る、また、曲がりくねる、段々田んぼや段々畑が出迎える。
顔が振れて西向きに遠くの山々空と三角線。
権現堂のさくら
昇る車のフロント越しに小さく枝垂れている白い桜が見える。
 グーとアクセルを踏む、車のタイヤが空回り、焦る心が早回り、
車は坂道を登る。グーンと大きく見える。
 右手に食料雑貨の小さな店があり、左手に時代を経た石垣があり、
大きい石碑、小さい石碑が数本建っており奥に公民館がある。
その道路側に古木の白い、白い、白い、枝垂れ桜が迎える。
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