1. 遠い昔の栄枯の華

藤原三代、黄金の国、悲運の武将義経、
千年の歳もつわものの夢が野深く眠る平泉の里に
ハイウエーのタイムトンネルをメカカーが抜け出す。
国道4号線、蝦夷の道、奥の細道、参勤交代の道、
旧国道いずれも関八州と陸奥を結ぶ道、北に向かう文化の流れ道。
一関のインターチェンジで高速道路を降り国道4号を北上し中尊寺のある平泉を縦断し、
鎌倉頼朝勢と北の勇藤原勢、義経主従が戦った古戦場が静かに、歴史の中で息する地、
緑の色が似合う衣川村に入る。
北館桜
阿部壽さんから頂いた東北地方サクラ銘木一覧表に寄ると古木のサクラは、
衣川村横道したと書かれていてどの辺か検討つかないが、
亀ケ岡さんが前もって役場に問い合わせしたり地図を手にいれたりして
一週間前に苦労して場所を探し、サクラの写真をデジタルカメラ、
アナログ写真と二重も大事に写してくれている。
「その道を左に曲がって下さい。」
との亀ケ岡さんの案内で運転手の佐藤祐之さんは、
「ハイ、そこですか」
といいながら車を左折した。
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