静寂な境内にエドヒガンと枝垂桜

  「へー立派な山門だなー、龍巌寺か見てくるね。」と言ってひーちゃんは山門のところで眺めていた
が直ぐに戻って来た。
  「ここが、龍巌寺だよ。右に少し下ると、駐車場があったよ。そこへ止めようよ。」とアイシスさんに乗
り込む、アイシスさんは、ゆっくりと進み駐車場に止まったが、ひーちゃんは、写真機を片手に持ち、
ドアを開けて外に出ようとしている。
 
  「わんわん、危ないから、慌てずにしてね。」と僕が声を掛けた時には、土手を登って山門と小屋の
傍にある桜を眺めてながらカメラのシャッターを押していたが、ひーちゃんの目線が、寺の方へ注がれ
ていたが、右手、一指し指でその方向に桜があるから行くよとの合図を残して駆けて行った。
  「桜が逃げる訳がないのに、バカみたいね。シュンちゃん。じゃあーシュンちゃんも外で水を飲んで
 ね、休憩よね。」
とマーちゃんが言ってくれたのでゴクン、ゴクンと水を飲んで首輪とリードを着けようとしている
マーちゃんの目を盗んで駆け出し、「僕も運動だと。」言いながら駐車場を3周バカリして走って、
マーちゃんの処に戻って来ると珍しく怖い顔をしたのでスゴスゴとアイシスさんのお腹の中に
隠れていますと、ひーちゃんが戻って来ました。
龍巌寺のシダレザクラ
  「寺の前の桜が300年の枝垂れ桜だったよ。
 でも山門の石碑の処にある桜もエドヒガンだよなあー、根元のゴツゴツしたコブを見ると
 古い桜と思うよ。」

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