奥山さんちの桜

 うーんの板碑の桜をデジカメに収めて車に戻り車をスタートし、天童市内長岡を目指すが、
長岡はもっと西、県営総合運動公園を更に西、国道13号を越えて西側にある。
“ブブ、ブーー”と、車は西北へ向かう。
「チョット待って、確かアソコにも桜、枝垂れ桜があったよな。あるある、降りてみよう。」
と又、車を道路脇に止めて外へ出た。
先ほど、うーんの板碑の桜に樹形が似て、年輪も同じくらいの枝垂桜が、
錦鯉が泳ぐ池のある庭の主木として家を見守っているようである。 
写真に桜を収めようとすると板碑の桜のように白い花が西の日に
恥ずかしそうに枝垂れてピンクに染まっている。
 秋10月上旬、幹周りを測るために上荻野戸の桜を訪ねて、
家の表札を見ると奥山さんのお宅であった。
奥山さんちの桜
 
玄関の戸が開きにくかったので奥の農作業の小屋を覗くと綺麗でチャーミングなお母さんが
収穫した葡萄の箱詰めをしていた。
「スミマセン、春に見事な桜を見せてもらったんですが、桜の幹周りを測らせて頂きたいですが、
イイですかスミマセン、板碑のとこの見たんですよ。」
「今年は、何時ものように余り花は咲かなかったんですよ。少し元気が無くなったかと思います。
板碑のとこの桜とここはドチラかが分かれらしですよ。」
と、おかあさん。
「樹齢は何年くらいですかね。」
「分かんないですが、80歳になるじいちゃんが小さい時には、すでにあったらしですよ。
家は7代目で150年にですからね。桜はどの位ですかね。」

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