2.素朴な会津のそば

役場庁舎を出て、駐車場の車に戻り、役場の親切な女子職員に教えてもらった通り
駐車場の東側から道路に出て左折し、さあ、行こうとアクセルを踏み真っ直ぐ進むと
磐越西線の狭いガード出くわした。
ガード下をくぐると間もなく信号機があり、赤信号ためブレーキを踏み止まった。
 腕時計を見ると針が11時45分を指している。
朝早くで出かけるため食事をいつもより早めに取ったためか腹の虫が騒ぎ始めた。
 交差点の左に手打ち会津そばの旗が何本か立っているのを見て、
桜探しは、腹こしらえをしてからと頭を切り替え
車を右折し回し旗の並んでいる車庫の前に車を止めた。
 昼はそばを食べようと同じく考える人たちだろう、
私達の車が隣に同時に滑り込むように駐車した。
 私の携帯電話がビビと鳴って用件を話しているうちに、
後から来た車から3人の男性達が先に降りて、蕎麦屋に向かって階段を上って行った。
木ざしさくら
後を追うように階段を上ると、普通の大きい家がある。
先に行った3人は玄関の戸を開け「こんにちは。」と幾度も声を中に掛けているが、
返事が忘れたように返って来ないらしい。
 家の中をのぞくと普通の家であり、ソバ屋にはどうしても見えない
 3人の一人は家の東側も覗いてきたようである。
 「どこなんですかね。」
 「どこですかね」と私達も含めた5人が困った様子になった。
右の方に歩くと農家の作業小屋のような建物が母屋と繋がっているが、入り口が無い。
 チッラと見ると母屋と作業小屋のつなぎ目に2枚のシルバー色のサッシの戸がある。
そのサッシ戸の上に焦げちゃ色の自然木にそば道場を書き記されている。
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