1. まちは磐梯山の麓

常磐自動車道を西へ、西へと走り磐梯河東インターチェンジで高速道路から
県道64号線に乗ると会津磐梯山がグーンと大きく出迎えてくれる。
磐梯さんは、宝の山と謳われているため艶やかさがあり、ホットなるイメージがある。
まちで眺める山の姿は、ヤマタカ帽子ように頂上に向かってせり出しており、
山頂付近には白雪が残り冬を耐え忍んだ厳しさ顔の一面がある。
空に食い込む磐梯の山は、キリリットして男前であり、麓を見つめる目は優しさがあり、
青空と青葉の中に聳える雄姿は惚れ惚れするほど美しい。
 県道を走りと家並みが続く、左折すれば、JR磐梯駅に通じる信号機ある交差点を通過し
役場に向かうことにした。役場の駐車場を囲むように、桜が植えられており、
花芽は少し膨らんでいるが花が開くまで1週間はかかりそうである。
朝に通ってきた中通りの市や町の桜の花は満開に咲き誇っていた。
木ざしさくら
古木の木ざしさくらは銘木一覧表に磐梯町磐梯の場所しか明示されてなく、
役場の商工観光課に尋ねてみることにした。
 「お尋ねします。」とカウタンター越に声を掛けると、
三十路前後の女性の職員が「はい」と出てくれた。何か田舎に帰ったような感じがする。
 「古木の木なしさくらはどの辺にあるか教えて頂きたいんですが。」
 「磐梯神社のさくらだと思います。一寸お待ちください。」
 と言って住宅地図をもってきてくれて。
「庁舎の前の道を真っ直ぐ行き、信号機も真っ直ぐ行くと磐梯神社の跡があります。」
と教えてくれ、また、地図を親切にコピーまでして頂いた。
 「役場の前の道は、どこですか。」
と尋ねると、カウンターに乗り出すようにして入ってきた玄関の方を
腕と指で示してくれ本当に親切である。
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