5. 道脇の家と大塚山妙徳寺の山門に咲く桜

105号の道路に戻って角館に向かう車の流れに乗って、橋にかかると左前方奥手に
桜の何本かの桜が満開の花を咲かせてコッチにおいでと手招きしているようです。
 「また、桜があるわよ。この辺も古典桜が結構ある所じゃない。」
 「ホントだね、5.6本あるよ満開だね。橋を渡って左に道があったら曲がってチョウダイ、
 訪ねてみようよ。」
 ランクスくんはアッチ、コッチと言われるのが慣れて来たようですが、
僕はドッチに目をキョロキョロしています。
 国道105号から左に折れ集落というより家が連なる道に入り少し行くと、
古木の桜が満開に咲いている手前のお寺の参道の入り口の付近にランクスくは止まりました。
 「前方の桜古そうだね。民家にある桜だからかな、少し枝がもったいなくカットされているね。
 アノ桜を撮影して右のお寺の敷地にある背の高い桜を写してくるね。」
 
 「そうー。車をユータウンしておくわ。シュンちゃんお水を飲んで、一寸外へ出ましょうね。」
角館の桜
外はイイなー、ひーちゃんユックリシャッターを押してねと
僕が「ワン。」
とお願いすると民家桜の写真を撮って、寺境内に消えて行きました。
 
直ぐに戻るのかなあーと心配しながら。
 「ストップ。」と言うマーちゃん声を振り切り、民家の桜さんとこまで走って
 オシッコを3回ばかりして上を見ると花はやはり綺麗です。
 
 ぼくは、マーちゃんから怒られながら水で喉を潤していると、ひーちゃんが境内から戻ってきて、
通りがかりのおばさんと話をしています。
 
 「こんにちは、ここは何と言う所ですか。角館まで遠いですか。」
 
 「上野と言うところです。角館はもっと北ではす。」
 
 「そうですか、有難うございます。」
 
とお礼を言って車に戻ると。
 「角館は未だ未だだってさあー。お寺の中にはね、背の高い200年くらい桜があって
 その奥に階段があって社があったよ。ここは大塚山妙徳寺か、
 上野の妙徳寺の桜にしておこうか。シュッパーツ。」
 「今度はユックリ来てよ。電話してくれたら団子と焼き鳥でも用意しておくよ。」
とぼくの耳に念仏とともに聞こえたんです。
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