3. 枝垂れ桜の前でカメラの使い方が・・

「シュンちゃん、桜のアーチが綺麗ね。
ダンナさんと奥の枝垂れ桜を見物してくるね。待っててね。」
と、頭をナデてくれたスキに小さな高感度マイクをまーちゃんのにつけるんです。
ひーちゃんはバカチョンカメラの他に望遠レンズが二つも着いたカメラを重そうに首にかけ、
桜のアーチの中をデートです。
ぼくは、マイクから通じて送られてくる声をヘッドホ-ンで聞いています、宜しく。
「桜のアーチの中に石橋もあってお寺の前で風情もいいしね。枝垂れ桜も本当に綺麗ね。」
「ほんとうだね。ピンクの枝垂れ桜はいいね。2百年ぐらいかな。
でも今日は土曜だし満開で人も大勢だね。正面が光禅寺なんだね。
右手の母屋の前の場所が枝垂れ桜のアングルが一番なんだねキット。
カメラマン達が何人もいるよ。僕もそこから撮るね。」
「そーね。せっかく素晴らしいカメラを持ってきたんですからね。」
「あーれ。」
「どうしたの。」
光禅寺の桜
「シャッターが押せない。この辺を回すのかな。」
ガチャガチャ
「ヤッパシ押せない。」
グル、カシャ
「使い方分かんないの。」
「うん、初めて使うの望遠レンズ付きのカメラだから。」
ガチャガチャ
「カメラマンさんに聞いてみたらいいんじゃない。」
「あ、そうだね。すみません、シャッターが切れないんです。教えてもらえませんか。」
「あーー。ここにセットしないとダメですよ。」
「すみません。ありがとうございます。」
「分かったの。周りの人が笑いながら見ていたわよ。ほほ。」
パシャ。
「あ、撮れた。」
マーちゃんとひーちゃんが満開の桜を観賞して満足そうに戻ってきた。
「シュン、銘カメラマン、バッチシ撮れたぞーー」
「・・・・・」
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