3. 鳥居のそばで昼ごはん

「もう、昼過ぎるわ、ドッかで昼ごはんにしなきゃね。」
と、マーちゃん。
ぼくも、本当は、桜の木の下で肉団子なんか食べたいなあー。
「満開の若い枝垂れ桜が見えるところで弁当開きにしましょうか。」
「ここで弁当を開いたら道を通る人の見せ物になっちゃうよ、兎に角シュッパーツ。
あれ、あそこに石鳥居があるよ。車が2台止まっているがあと2.3台置けそうな場所だよ。」
「あそこにしましょう。桜も見えるようだし。」
と、マーちゃんは言ってランクスくんの鼻パッシを桜の方へ向けて駐車しました。
「細い道の木の下がいいかな。シュンちゃんも連れて行くから待ってね。
ダンナさんに首輪を綱をつけてもらってね。」
マーちゃんが弁当を持って、ひーちゃんは、僕のリードとビニールの敷物を持って、
桜の見える場所を選んでビニールの敷物を敷いて足を道につけて座り、
まーちゃん特製のおにぎり弁当を食べ始めました。
古館の桜
ぼくは、ひーちゃんの足のスネにリードをくくり付けられ、1m以上は遠くに行けないんですが、
おにぎりや、おかずのお裾分けがあるんで我慢しています。
駐車中のランクスくんのそばに車が止まり、プロのようなカメラマンがカメラ3台も持って、
「こんにちは。」
と、挨拶して通り過ぎた。
また、車が止まって、じいちゃん、ばーちゃん、女子、男の子4人が、
「こんにちは、ワンちゃんがいる可愛いね。」
と、いって通りすぎ、またまた、車が止まって、おかあさんが団子を持って、
「こんにちは。」
と、通り過ぎてもう来ないとホッとして昼ごはんを済ませていると
最初に会ったカメラマンのおじさんが戻ってきて、
「ドッからですか、あー遠いトコからですね。ここの花が散ると三春ですよ。」
と、車に戻り次の花見へと行ってしまってホットしていると、
じいちゃん、ばーちゃん、子供にお母さんが花見から戻って来て、
「ワンちゃんバイバイ。」
と、車にもどってブブーと家の方へ帰って行きました。
何か、僕が見世物のようでした。
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