1. もう一本桜さくらが

「満開だったよ、階段があってそっちが正面で階段の下の参道に
染井吉野の並木道になっていたよ、葉桜だったけど。」
とひーちゃんがカメラをトランクに置いて、車の中にもどってきた。
「すごく、良かったね天気も好いし、満開でね。ふきのとうは伸びっきってしまってたわよ。」
とマーちゃん。
「さあー今度こそ、古館のサクラ、会社のMさんがインターネットで調べてくれたのたのは
ヤッパリ、長沼町大字鉾衝字古舘だよ、えーと地図だと、東じゃないかな。
鉄工所のおじさんが道路の南の方と言ってたからさあ、県道に引き返しだ。」
「じゃあー出発ね。」
ランクスくんは、何処へ行くのか頭の中がグルグルになってるのに、
まーちゃん運転手からグルガラとハンドルを回されクルクル目めまいしている。
古館の桜
「大丈夫?」
と、ぼくがワンワン語で心配げに言うと、
「朝、ガソリンに目まい薬を飲んできたからOKだ。」
と返事して坂をゆっくり下りて行きます。
「あれーー、右のあっち方に満開の桜が何本もみえるよ。」
「あーそうね。その道を右にいって、イッテみましょう。」
と、マーちゃん。言って農道を走ると、
「もう一本枝垂れ桜が満開だ。見物人がいるよ。写真入の案内板もあるよ。
止めて、止めてよ。案内板見てくるよ。」
ドアを開けて飛び出しそうなひーちゃんです。
「危ないよ。」
と、僕がわんわんと言っても聞きやしないんだ。
「道の端に止めるから、まってて。」
と、マーちゃんが言うんですが、ストップする前に飛び出してしまったひーちゃんです。
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