2004 年 11 月のアーカイブ

1. 会津の国をささえた田園へのパーマリンク

2004 年 11 月 24 日 水曜日

「タカさん行く、行かない。行くハッキリしようよ。」
「うーん。2,3個でも花が残っているかもしれんから、いこう。」
「じゃあー行くよ。」
喜多方市役所の営業を終え、荒井さんと会津坂下町の桜を探しに行くことにした。
しかし、連休の間であるが、もう5月に入っているからいくら会津でも
桜の花はとっくに散っていることを覚悟の上である。
営業で地理感と、道路マップが頭にインプットされている荒井さんであるが
桜探しの道はインプットされていないため、よく知った国道121号に戻り、
国道121号南下して塩川町から県道61号を西に向かい県道21号線に合流し、
また、南に向かって走り阿賀川を渡って会津坂下町に向かうことにした。
杉の糸桜
運転手交代を荒井さんに申し入れをしたが、
営業は一日何百キロも走るのが商売ですから大丈夫だと言ってハンドルを握っている。
還暦を越えたが若いパワフルな荒井さんである。
塩川町から西方面は会津平野の広がりを感じる美しく、
会津の国を支えてきた田園地帯であろう。
秋には黄金の稲穂が何処まででも続く風景が浮かんできた。
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6. 烏帽子岩、石の大鳥居、枝垂れ桜へのパーマリンク

2004 年 11 月 17 日 水曜日

花吹雪の中で僕もシャケおにぎりと煮物ときゅうりの漬物のおすそ分けがあったんです。
もっとほしいとオネダリしたんですが太りすぎるとだめと、
ひーちゃんからにらまれたので寝そべるふりをして数歩歩いて前に倒れてやったら。
ひーちゃんの足のロープも引っ張られてお尻がズスと滑った。ふふーう。
「シュンちゃん水飲んだ。千本桜の散策よ。」
と弁当開きの片付けが終わりマーちゃんの出発の声で散策を始めた。
花吹雪の道を僕が露払いをして歩いた。
「あー、神社が無い、エー、焼けたんだ。不審火らしいと書いてあるよ。」
「そこの正面にあったの。悪いことする人いるんだわね。きっと、罰当たるわよね。
あれ、あの岩は何でしょう。」
ヒガン桜
「烏帽子岩だよ。昔の鎌倉時代以前の武士が被った帽子「烏帽子」に岩が似ているらしいよ。」
「帽子ね。似てないじゃないと思うわ。
ちょっと、ちょっとコッチに石の階段があって大きな石の鳥居が下に見えるよ。
枝垂れ桜も見えて綺麗よ。」
ぼくも、マーちゃんの声に引っ張られて階段下に顔をだすと、
桜、鳥居も良いが階段が急なんです。
よそ見しないように、階段をひーちゃんとまーちゃんと一緒に下って行くと、
石の鳥居はデッカイです。何百年の枝垂れ桜が枯れて2代目の桜もあるよ。
また、また、階段があって慎重に下った。
百何年のエドヒガンという背の高い桜が何十何百とある中に
ぼくの推定では2百年以上の古い太い桜もあるようだよ。
僕達ドックはドックイヤーといわれるほど時間のサイクルが早いんだってさあ・・、
ぼくも長生きしたいからね、エドヒガンの桜さんと仲良しになろうーと。
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5. 歌謡曲が流れる桜の下でへのパーマリンク

2004 年 11 月 10 日 水曜日

急にハンドルを切られ冷や汗を掻いたランクスくんは、急な坂道をヒタイに汗をかいて
頑張ってのぼっていく。4本足のぼくは何時も乗せてもらってね、
特にランクスくんには感謝してるんですが、それをランクスくんに言うとね、
「うるさいなあ、これがおれの役割だ文句があるんなら降りて前で引っ張てな。」
と言われるんです。
「駐車場があるよ。車でイッパイね。そこに一台分ちょうど空いているから止めるわよ。
しかし、にぎやかそうな音楽が響いてきますね。」
バックオーライとランクスくんをひーちゃんが呼び込み駐車して、降りようと、
ひーちゃんとまーちゃんがドアを開けると歌謡曲の音符がタバになって中に踊って入ってきた、
僕も音楽好きなんだけど、テンポが違うんで踊れないよ。
ヒガン桜
「音楽も満開だけど、桜も満開ね。どっか桜の下で弁当開きしましょうね。」
ランクスくんに積んであった弁当とお茶とビニールの敷物を持って
駐車場の土手の桜の木下で弁当をひろげたんだ。
まーちゃんの手作り弁当おいしそう、僕にもお裾分けあると思うよ。
しかし、ひーちゃんは落ちつかない、僕の首輪についたロープを結ぶ杭とか木がそばに無い、
手にかけてみたが僕がチョコチョコ動くので、おにぎりを持っても食べにくいらしい。
ひーちゃんは考えたんだ。足首にロープを結んでしまって安心したらしい。
弁当を食べ始めると、そよ風とともに桜の花が吹雪になって舞い落ちてきた。
「桜吹雪のなかでの弁当開きは初めてね。きれいね。ステキね。」
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4.赤湯とは真っ赤なお湯かな。へのパーマリンク

2004 年 11 月 4 日 木曜日

11時過ぎ、今日もトヨタランクスくんに乗せてもらって、
マーちゃんが運転手、ひーちゃんが助手席に座っている。
僕はいつものように前の席の間にある小物いれボックスに
前足を乗っけて獅子立ちしながら前を見ていると、
ランクスくんが国道13号を疾風のように南に向かって走り、
僕は流れる風景を楽しんでいると瞳が両はしに寄ってしまった。
権現堂の桜がある上山を走りぬけ、
今は南陽市に入ってトリアゲ坂を下っているらしい赤湯に入ったらしいよ。
「ねー、赤湯温泉と言うけどお湯が真っ赤なの。」
とマーちゃんがひーちゃんに聞いた。
「ええー、2・3回温泉に泊まって湯に入ったけど温泉だったよ。」
「赤いお湯でないのね。そしたらね。なんで、赤湯と言うんですかね。」
「そう言えば、赤湯ね。わかんないよ。」
「そう。」
ヒガン桜
「赤湯の龍上海の辛みそラーメンが人気あるんだよ。
昼時は外まで並ばなきゃなんないだよ。そして辛くて、
汗がボタボタでハンカチでの持たなきゃ大変だよ。」
「あら、私も一回きたわよ。まあまあだったわよ。でも、そんなに汗掻かなかったよ。
今日は残念ね、桜の下での弁当開きよ。」
「龍上海に今日も並んでいるね。龍上海を過ぎると交差点があるから、
そこから右だよ、あーそこの交差点、烏帽子山と矢印が見えるでしょう。」
 トヨタランクスくんは、急に右にハンドルを切られて冷や汗をかいているよ。
僕は、いつものことだから、踏ん張っていたほかに、
ひーちゃんの肩にあごをかけて、ひっくりかえないようにしてたからね、大丈夫。