2004 年 1 月のアーカイブ

1. シュナはシュナウザーへのパーマリンク

2004 年 1 月 28 日 水曜日

 ぼくの主人のひーちゃんは、春さくらの季節を迎えると落ち着かない。
ぼくが生まれて5ヶ月の寒い日にこの家に来てから3年半ばかりになるが、
ぼくのもう一人の奥さん主人のマーちゃんが
「シュナがうちに来てから旦那さまが
さくらで落ち着かなくなったとシュナのドイツでもさくらがあったの。」
とぼくに聞くんだよ。
 えーーと、ぼくは、少し垂れ目に見えても先祖がドイツなんだ。
ぼくは、福島の郡山生まれなんだけどね。ミニチャーシュナウザーと言う血統なんだ。
山形のペットショップでマーちゃんからカワイイぬいぐるみみたい
と惚れられてこの家の一員になっただけど、ぼくを決める一番の理由は、
マーちゃんのおかあさんの誕生日と同じだったんっだてさ。
種蒔桜
それでね、シュナと言う名前なんだけどね。
ペットショップでシュナウザがぼくしかいなかったので短くシュナと言われてたんだ。
この家のひーちゃんとマーちゃんもダンキホーテとか、ゲルマンとか、ハイジーとか言ってたけどね。
名前を考えるのも面倒になってドイツらしくイイとシュナの名前になっちゃった。
 この家でぼくの友達の次男坊のよーちゃんも
アッテルアッテル、ドイツか、イギリスの男爵みたいだってさあ。
でもね、この家に来て、暫くはサークルにはいっていたんだけど、
サークルが置いてある壁に紙の短冊にシュン介の家とようちゃんが書いたんだよ。
うれしいんだか、悲しいんだわかんなかったよね。
 ぼくの自己紹介は別にして、さくらはドイツで無くアメリカだと思だよなあ。
種蒔桜の写真はこちら

5. 小さな地蔵の祠と道を守るさくらへのパーマリンク

2004 年 1 月 21 日 水曜日

通り越してしまった様子のブルーバードは、鼻先を南東に向けなおし坂を下いった。
「やっぱり、あれかな、小さな丘に祠が・・さくららしきもある。」
と荒井さん。
「案内板がありますよ。それですよ。」
とカメさん
「そうだね。そこの農道に入ります。」
車は左折して丘の下に止めた。
車から降り、吉野辺の種蒔桜を青でマーキングした
阿部さんのさくら名木一覧表を持って近くで、急がなくてもよいのに
国道347号の道沿いにある案内板まで早足でいき説明文を読んだ。
”種まき桜、町指定 天然記念物、樹齢400年、目通 4.4m  小野町”
カメさんも案内板を見てうなずいた。
吉野辺の櫻
長岡さん、荒井さんに右手を上げて合図した。二人のうなずく姿が見えた。
農道に止めた車のところから小さなコン盛とした
丘に上る幅の狭いコンクリートの階段が祠とさくらを目指して案内してくれる。
登りきる辺りに庚申、馬頭観音、巳侍塔等の石碑のが立ち尽くし、
祠の中に綺麗な赤、ピンク、黄色のチューリップを供えられた小さな地蔵さまが、
よく訪ねたねと微笑んでいるようであった。
古木の2部咲きの種蒔さくらは、道を通る人々を幸を地蔵さまとともにいのるようでもあった。
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4. さくらを見過ごすへのパーマリンク

2004 年 1 月 14 日 水曜日

国道347号との交差点で左折のウインカーをピカピカしながら
ブルーバドは赤信号のため信号待ちをしている。
 「荒井さん、右手看板に小野温泉とありますね良い温泉ですかね。有名なんですかね。」
とカメさん。
 「わたくしも、入浴したことないでワカンナイですね。
余り聞かないからメジャーじゃないじゃないですか。」
 「荒井さん、リカちゃんの絵もありますよ。」
 「リカちゃんのタカラ工場があるんですよ。
リカちゃん人形は、ここで生まれたんですよ。知らなかったですか。」
 「えーそう。ほんとですか。」
吉野辺の櫻
 信号は、青に変わるとさくら探しのジャントルの4人の乗った車は、
磐越自動車道と並んで走る国道347号を北西の吉野辺に向かって行く。
道路は高速道路(常磐道)を潜りぬける。
 「荒井さん、1kmぐらいに神社があるはずなんですが」
 「えーと神社は見当たらない、雑木はあるですが、
小さな丘の上い祠らしき物もある、さくらは無いし。」
 「荒井さん、左の方にお寺らしき建物がありますね。
そして、道路勾配が上りになってて、峠に向かいそうだよ。」
とカメさん
 「そうそう、だいぶ上りだよ。」
と長岡さん
 「やっぱり、もしかして、さっきの祠がそうか。じゃあ戻りますぜ。」
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3. 若い荒井さんへのパーマリンク

2004 年 1 月 7 日 水曜日

阿武隈高原サービスエリアで腹ごしらえをした男子4人組を乗せたブルバードは、
ブブーと少し重くなったような音を立てて高速道路を東に向かった。
 「三春で降りるんでしたね。」
 「荒井さん、三春は過ぎているよ。阿武隈高原パーキングの次は小野だよ。」
とカメさん。
 「ああーそうそう勘違いした。おれも60歳過ぎて鈍ってきたかな。」
 「荒井さん、若いですよ。50台にしか見えませんよ。」
 「なにせ、頭がカラッポだからだよな。」
吉野辺の櫻
 「はっはっは。」
笑い声の満開の花がブルーバードにもパワーを与えアッと言う間に
小野インターの料金所に着きゲートを出た。
 「国道347号にぶつかるから、それを左に折れて、
3km行くと高速道路をクグると、1km坊内で地図に鳥居の記号があって、
三渡神社と書かれてあるから、そこだと思いますよ。荒井さん。」
 「わかった、わかったです、大越、船引の方へ戻ればいいんですね。」
 「道路工事している。盛り土をケッコウしてる橋も出来るようだ。バイパスでもできるのかな。」
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