‘花も襦袢も伊達模様’カテゴリーのアーカイブ

古木の桜があるへのパーマリンク

2007 年 4 月 11 日 水曜日

 榴岡公園の桜を眺めながら広場の西口まで歩いてくると4~5mの通路の
奥に進むのをトーセンボとばかりにシンボルマークツリーが道を塞いでいる。
 「あれ桜だ。古木の桜がトーセンボだー。それに5分咲きで、
花が小さいな、エドヒガンだなー、染井吉野でないよなー。ケッコウ古いな」
と、枝ぶり、幹周り、根回りを眺めていると直ぐ隣の桜の下の
伸びきっていない草むらに男女学生がビニールシートを敷き始めた。
「花見か、いいなー」
と、古木の桜を眺めると、根元にデカイ瘤を重そうに付け、
幹が背の丈以上に縦割れ、空洞になっている太い桜が、
「俺は随分昔からここに居るぞ。」
と言いたげに立っている。
 この声に応えようと写真を2,3枚撮ったとき赤ランプが付いた。
また、写真データが一杯になってしまった。
残念、バカチョンカメラを持ってくるんだったと
独り言を言いながら瘤のある桜を回ると、「仙台市保存樹」と書かれている。
 南北に通る道に沿って春の日差しに思いっきり襦袢を脱ぎ捨てたように
若い枝垂れ桜が行列になって美しく咲き誇っている。
親王桜
あれれー、エドヒガンの古木達も何十本もピンクの枝垂れ桜に遠慮ぎみに前方にも、
右にも後ろにもモーチョイで満開だと並んでいる。
木の下では、家族ずれ、友達ずれ、アベックずれが各々伊達模様を描くように
弁当を広げて楽しそうである。
 ここが仙台の花見名所、古木の桜も名所だあー、伊達巻は美味いだろうなーと
ユックリ、ユックリ桜と花見人を眺めながら榴ヶ岡駅を目指した。

昼時に公園広場に集まる人へのパーマリンク

2007 年 4 月 11 日 水曜日

国土地理院がある国の合同庁舎を出ると道を挟んで榴岡公園があるが、
「つつじ」の名前とは別な顔をもった仙台でも指折りに賑わう桜花見の場所でもある。
 テクテクと公園の中に足を入れた。
国立競技場のフィールド程の広さの多目的広場が広がっている。
広場の中に入り東に視線を移すと奥に大正時代ロマンが漂う洋風の建物が
広場にマッチして建っている。
 左手、右手の手前には、満開の染井吉野の太い幹の桜が、
枝垂れるかのように花をいっぱい付けて背丈まで垂れ下がっている。
 小さな子供を連れたお母さんたち数組が話をしながらゆっくりと散歩している。
ノンビリとした広場の空間を邪魔するように、何処からとなくネクタイをしめたサラリーマン、
OL、カップルが公園の中に蝶が飛んでくるかのように吸い込まれてくる。
親王桜
蝶ではなく腹の虫がグーと鳴いた。
 「昼時間か。花より弁当かなあー。」
と呟きながら西の方にテクテクと歩く。
百年以上も経つであろう染井吉野の花びらが風に吹かれて楽しそうに揺れ、
上空では数羽の鳶が満開だよーと言いたげに旋回している。